こんにちはひらぱぱです。
前回、投資を始めた経緯について書きましたが、
今回は投資対象として、なぜ米国株(S&P500)を選んだのかについて書きたいと思います。
投資を始めたときから、個別株ではなく、効率と分散を考えてインデックスでコストの安い投資信託をコアにすることは決めていました。
ただし、米国株にするか全世界株にするかではかなり悩みました。
当初は全世界をコアに米国のVHT(ヘルスケアセクタのETF)やVDC(生活必需品セクタのETF)での投資が、ディフェンシブで暴落に強くいいなと思っていました。
ただし、バックテストポートフォリオというサイトで、
米国S&P500 vs 上記の連合軍の過去パフォーマンスを比較したところ、
前者がリターンで圧倒しているだけではなく、暴落時における下げ幅も大差が無いこと(後者が7%よい)に気づいてしまいました。
また、全世界といっても約6割は米国株で占められており、
相関も95%以上あります。
当然、過去の実績が未来を保証する訳ではないのですが、
無視する訳にもいかず、重要なデータとなります。
先進国で唯一人口増加が期待されており、
国連のデータによると2050年で約3.8億人(2019年+0.5億人)が公表値です。
厳しい上場基準をはじめとする株主の利益を優先する環境や、
イノベーションが生まれる風土が米国の魅力だと思います。
一方で、全世界には日本や欧州のように、今後あまり成長が期待できない国が3割ほど含まれている点が気掛かりです。
このようなことを踏まえて、仮に米国株に投資した結果、
10年後に全世界の方がパフォーマンスが良かった時にどう思うか自分に問うてみました。
「きっとさらに10年後は米国が逆転しているに違いない」
「新たなGAFAMやテスラが生まれているのでは」
ポジティブな答えが返ってきました。
一方、仮に全世界株に投資した結果、10年後に米国株の方がパフォーマンスが良かったときにどう思うかというと、
「やっぱり、あの時米国を選んでおけばよかった」
「今からでも米国株に乗り換えようかな」
ネガティブな心の声が聞こえてきました。
どちらも、大きな差はなく良い投資先であることは、間違いないと思います。
難しく考えずに好みの差だと。
であれば、自分が選んだ方が、パフォーマンスが悪かったときに、それでも後悔が少ない方を選ぼう。
これが私の結論です。
投資って哲学的な要素を含んでますね。
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