こんにちはひらパパです。
今日は海外赴任の可能性がある方に向けて新NISAの最新情報をお届けします。
現在の税法上、海外赴任する場合NISA口座は最大で5年間維持することができます。ただし新たな買い付けはできません。
詳細は以前の記事に記載したので、こちらを確認してください。
しかし、このルールに従って実際に運用している金融機関は少なく、多くの金融機関が赴任のタイミングでNISA口座を解約せざるを得ない中、現実的な方法で救いの手を差し伸べてくれているのは野村證券と松井証券でした。
以前記事にしたとき松井のH.Pでは明言されていませんでしたが、いつの間にか下記の通りNISA口座の維持に関する記載があります。
一方の野村は以前から変わらず詳しい記載があります。
そもそも、松井と野村で情報量が圧倒的に違いますが、気になる違いの一つ目は松井は届け出から5年間NISA口座を継続できると書いてあるのに対して、野村は届出から5年後の年末までと書いてあります。
普通に文章を理解すると松井であれば、仮に出国が20年1月として、25年の1月、野村は25年の12月と野村の方が、長く維持できると解釈できます。
しかし、これは間違いで下記金融庁の平成31年税制改正にも最長5年とある通り「最長」の部分がポイントで、出国した20年は12月迄で1年とカウントされるので、24年12月末迄となります。
両社に電話でも確認しました。
また、野村と松井の書き方では5年経過後、自動的に売却されてしまうのか、一般口座に払い出されるのかよく分からないのですが、上記赤字の通り、一般口座に払い出されるというのが正解です。
こちらも両社に電話確認済です。
となると後は、もうサービス次第なのですが、投信保有ポイントが下記の通り松井はNo.1。
また松井証券ユーザが利用できるMATSUI Bankも金利が国内トップクラス。
ただし、電話対応はいつも野村の方がいいんですね。安心させてくれるというか。何かあったときにきっちり対応してくれそうで。といっても述べ2人と話した感想ですが。。。
一方の松井はどこか警戒されているというか。あまり出国者への対応に前向きな感じを受けないんだな。こちらも述べ2人に相手してもらった感想に過ぎないのですが。。。
投資に関することはこういったN値の少ない定性的なことよりも、定量的なメリットを優先させるべきですよね。となるとやはり松井かな。
最後に金融庁に電話して新NISAの出国者対応をどうする意向か聞いてみようかと思います。
改善されることはあっても改悪されることはないかと思いますし、各証券会社への指導もお願いしたいですね。特にSBIや楽天は手数料だけでなく、この辺りの痒いところにも手が届くサービスをしてもらいたい。
まあ、まだ急いで決めるタイミングでもないし慌てず考えていきます。
コメント
2018年に海外赴任から帰任しましたが、そろそろ次の赴任があるかと怯えている者です。野村以外に松井にも可能性がありそうという記事を初めてみかけ、大変勉強になりました。松井で海外赴任中もオルカンやS&P500をほったらかし投資できるのか調べてみます。2024年1月から新NISAが可能となりましたが、どちらに新NISA口座を開設されましたか? 新しい記事を楽しみにしております。
コメント、応援ありがとうございます!!
新NISAは松井で始めました。
記事にも書いた通り海外赴任しても5年間は口座維持できるのが大きいですね。
やはり松井ですね。ご返信ありがとうございます。投資もお仕事もご武運をお祈りします!